豊かな自然が残る伊賀は、四季折々違った表情を見せてくれます。
それぞれの季節の見どころをまとめました。
「春」は、はじまりの季節。
里山のあちらこちらで田植えが始まり、雨乞いや豊作祈願の祭事が行われます。
さくらや牡丹、つつじなどのお花見をはじめ、春の伝統行事を穏やかな気候の中で楽しめます。
暑さ厳しい伊賀の「夏」。
夜には夏の風物詩、暑さを吹き飛ばすように色鮮やかな花火が伊賀の夜空を彩り、川の畔では蛍が舞う幻想的な風景に出会えます。
朝露に濡れる神秘的な蓮、木漏れ日に揺れる青もみじは夏の最中にも涼を感じさせてくれます。
黄金色の稲穂が揺れる「秋」。
だんじりや鬼が練り歩く『上野天神祭』や松尾芭蕉の故郷である伊賀市では『芭蕉祭』などの歴史や文化、伝統を感じられる行事が行われます。
夕日に照らされるススキ、色鮮やかな絨毯のように足元を彩るモミジの落ち葉など、各所で秋の美しさを目にできます。
霜の衣が里山を覆う「冬」。
冬の夜を彩るイルミネーション、春を呼ぶ祭事『修正会』には冬ならではの楽しみがあります。
樹氷に包まれた幻想的な高原の風景や、厳しい寒さを綻ばせるような香り豊かな梅などが楽しめます。