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SDGsへの取り組み

伊賀上野DMOでは、持続可能な観光地域づくりに向けて取り組んでいます。

「持続可能な観光地域づくりへ」

人口減少社会の到来、ICT技術の進歩による変化、オーバーツーリズムによる地域住民の負担増、
インバウンド市場の拡大と新型コロナウイルスの蔓延によるその消滅等、
観光産業においても昨今の時勢の変化に伴ってさまざまな対応が求められています。
我々、伊賀上野DMOではこうした時勢の変化に対応し、持続可能な観光地域づくりに向けて取り組んでいます。

経済価値だけではない観光振興へ

近年、価値観の多様化により旅行形態が多様化(モノ観光からコト・ヒト観光へ)しています。また、経済的・物質的な豊かさだけを追求するのではなく、安心・安全、心身の健康、生きがいなど「心の豊かさ(Well-being)」を大切にする生き方を重視する人が増えています。

経済的な価値のみではなく、伊賀に関わる方々の心の豊かさを提供できる観光地を目指しています。

不易流行

「いつまでも変化しない本質的なもの(不易)を忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。」を意味する伊賀市で生まれた俳聖松尾芭蕉の蕉風俳諧の理念の一つです。

目指す姿の実現のために、歴史文化を正しく理解した上で、「保存と活用のバランス」に留意しながら取組を進めています。

 

旅住包摂

「旅をするように住む」「住むような旅をする」

定住者と旅行者の境界線を区別するのではなく、伊賀市への来訪者を地域として受け入れ、住む人が旅行者に旅の目的を提供するといった相互に関係性を深めていくような新たな考え方に基づき取組を進めています。

マイルストンとしての2025

2025(令和7)年には大阪・関西万博の開催が予定されています。

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、また、Saving Lives(いのちを救う)、Empowering Lives(いのちに力を与える)、Connecting Lives(いのちをつなぐ)をサブテーマとし、-People’s Living Lab-未来社会の実験場というコンセプトで、世界中から集まるアイディアとの交流を行い未来社会を共創するための大きな契機でありプラットフォームとして位置付けられています。

EXPO2025を契機とした伊賀上野DMOの取組

地域と社会の未来像(SDGs2030)を「議論」「共有」「実装」するために、EXPO2025の「機会」と「例示」を活用し、EXPO2025の先の観光地域づくりの推進と伊賀市民のWell-Beingにつなげる活動を公民連携で考えていくための機会や場づくり、アイディアを本市内で共創できる仕組みづくりにつなげていきます。

観光推進における「Re-Design」

SDGsやSociety5.0を踏まえた価値観の変容をよりよく受け入れるために、多様性を認め合い、未来志向で包摂していく、そしてデータ活用ベースとマーケティングミックスを駆使しながら市民、事業者、行政、関わる人達のWell-Beingを目指して、熱量人口の拡大に取り組んでいきます。

そのために今までの観光推進にはなかった新しい視点や取組になることから、従来型の考え方や取組方法を、より熱量人口拡大に資する推進に向けて「Re-Design」していきます。

体制・しくみ、役割の「Re-Design」

市民、事業者、行政、市内外参加者(関係する人たち)と対話を行うため、多様性の中でも特に課題感に対して未来志向で包摂していく、またはネガティブをポジティブに変えていくためのコミュニケーションをデザインしていくことを大事な視点として取り組みます。

伊賀上野DMOは、観光庁「観光地域づくり法人」登録の一般社団法人伊賀上野観光協会に加え、伊賀上野商工会議所、伊賀市商工会及び伊賀市の4者による連携体制で運営しており、今後も伊賀市における観光まちづくりのマネジメントを担う機関として推進体制の最適化を図っていきます。

手法の「Re-Design」

観光情報の収集・発信手段として重要性が増しているデジタルマーケティングの根幹を担うのがデータであり、データの活用は観光分野において新たな観光の魅力創造や需要の掘り起こしにつながります。また、データの活用は、タビマエの情報収集から、タビナカの満足度向上、タビアトのSNSでの共有まで、旅行に関わる行動を包括的にとらえたマーケティングを展開できます。 
伊賀上野DMOでは、デジタルマーケティングに積極的に取り組み、データに基づいた科学的アプローチによる施策立案により、新たな観桜の魅力創造や需要の掘り起こし、効果的なプロモーション活動につなげます。